第一段階の修了検定編 | 運転免許取得への道その3

運転免許
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第一段階の修了検定

自動車教習所に通っているとき、第一段階の修了検定はとても緊張するものです。修了検定の当日はもちろん、修了検定の日が近づくにつれ不安を感じるということもあると思います。
修了検定は、教習所内のコースで習った技能を身につけているかを確認するためのもので、合格しなければ第二段階の路上教習に進めません。
この記事では、私が第一段階の修了検定を受けた際に注意したことを書いていきます。

修了検定の概要

修了検定では教習所内のコースを走行します。助手席に乗った教官の指示に従い、指示速度による走行、踏切、S字、クランク、坂道発進、駐車などを行います。

これらの項目は技能教習を通して何度も練習している内容です。修了検定ではこれらの項目を通じて十分な運転技術が身に付いているかについて採点が行われます。
例えば、踏切で一時停止をしているか。S字やクランクで脱輪・接触をしていないか。指定された速度に達してているか。などを採点されます。
修了検定の採点は減点方式です。100点からスタートしてミスが発生するたびに減点され、検定が終わった時点で70点以上残っていれば合格です。

第一段階の修了検定の合格率は80%程度と言われますので、落ち着いて今まで学んだことを発揮できれば一発合格は十分可能です。
不合格になった場合でも再受験することができます。ただし、再受験には追加料金がかかりますし、時間もかかります。そのため、できるだけ一発で合格することを目指しましょう。

第一段階の修了検定で注意するべきところ

では、どうすれば一発で合格することができるのでしょうか?ここからは、第一段階の修了検定で注意するべきところを具体的に紹介します。

  • 踏切
    踏切では、標識や信号に従って正しく停止しましょう。停止位置は踏切から1.5メートル以内です。しっかり停止した上で安全確認をちゃんと行いましょう。発進後は速度を上げすぎないようにすることも大事です。
  • クランク
    速度はゆっくりで大丈夫です。AT車ならクリープ現象を利用しましょう。ゆっくり走ることでハンドル操作に慌てることが減ります。また、ポールにぶつかりそうなときなどにすぐに止まることができるメリットもあります。
    視線は常に先を見るようにしましょう。眼の前にあるポール、縁石を見るのではなく全体を見渡すことでハンドルを切るタイミングや、切る量をちゃんと行えます。
  • S字
    S字もクランクと同じで、速度はゆっくり、視線は先を見るようにすることが大事です。
    それ以外では、S字では前輪が外側の縁石に沿うようなイメージで運転すると良いと思います。
    S字ではハンドルを切りすぎず、大回りするくらいがちょうど良いためです。
  • 坂道発進
    坂道発進では、ブレーキとアクセルの切り替えを上手に行いましょう。ブレーキを離すタイミングとアクセルを踏むタイミングを合わせることがポイントです。また、バックミラーを確認して後方の安全を確認しましょう。
  • 一時停止
    一時停止では、標識や信号に従って正しく停止しましょう。停止位置は停止線の手前です。停止時間は3秒以上です。再発進時は安全確認をしっかり行いましょう。

以上が、第一段階の修了検定で注意するべきところの解説です。
この記事を参考にして、修了検定に臨んでください。合格すれば、第二段階の路上教習に進むことができます。頑張ってください!

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